スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まだ気が早いですが、EUの行く末とその影響

sabun.jpg

Dobry vecer!

エリシュカです。


んー… また事態が読みづらくなってきました。

新たな、というかこれはきっかけさえあればいつでも噴出したものなのでしょうが、不確定要素が出てきました。

ご存知のシャルリーエブド事件の反作用です。


この事件の後EU加盟各国首脳がパリに集まり団結行進を行いましたが、

この団結行進は、EU分裂という終わりのはじまりかもしれません。

この問題はEU加盟諸国の反移民感情と絡んでおり、そしてその意をくむ極右政党の勢力伸長の一助となる可能性があります。

これらの極右政党は、反EUのスタンスです。


何度も申し上げている通り、東欧の旧ソ連地域、また南東欧地域が団結しているのはひとえにEUという安心できる枠があるからです。

西側に良い感情を持っているとはいい難いセルビアが完全にロシアになびかないのもEUの経済力・安定化力に期待が持てるからです。

EUが崩壊、少なくとも著しく求心力を失う事態になったらこれら地域の団結は雲散霧消する可能性があります。

欧州人という意識が強くまたロシアに対する警戒心の強い東欧北部ではこの地域独自にまとまるかもしれませんが、南東欧地域はかなり不安定化すると思われます。

西欧主要国の今後は、ウクライナなど旧ソ連圏でのロシアの動向以上に東欧諸国に深刻な影響を及ぼします。


西欧主要国がそれぞれ独自の地政学の論理で動き始めたら事態はかなり読みづらくなると思われます。

特に東欧地域に伝統的につながりが深く関心が高いドイツの地政学の論理についての考察は今後非常に重要になると思われます。

独露関係は今のところ深刻な対立にまでは至っておらず、この状態でEUという要素がなくなることにより欧州全体の大義というものがなくなり独が独自の論理で動くとなれば、独露関係はより良好化するのではと思います。

しかし、独単体では東欧全域の安定化の任は不可能でしょう。


ロシアはルーブルの急激な下落後も対ウクライナ政策は改めていません。

しかし今後ウクライナその他の旧ソ連地域への手出しが経済的に難しくなろうとも、

各紛争地域はそれぞれ独自の論理を持っており、露のウクライナ侵攻後活気づいたこれらの地域が露の後退後も独自の論理で動きだす可能性がないとはいいきれません。


EUが消滅あるいは著しく弱体化した場合これら地域への対応はどうなるでしょうか。


私は、EUがなくなってもさすがにNATOは残ると思っています。

NATOとEUとの関係は簡単なものではなく、EUも独自の防衛政策を追求しておりそれらが絡み合っていますが、

NATOが生き残っていていれば5条対応の義務はなくなることはなく、このため露のNATO本体への攻撃の可能性は以前低いと思われます。

ただ、上記の紛争地帯が独自の論理で動き始めた場合、難しい事態に直面するかもしれません。


ま、まだまだ早い情勢予測ですが、ただそうした可能性が出てきてしまった以上、考えないわけにはいかなくなっています。


今日はこんなところでしょうか。

それでは、Na shledanou!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

belaoluja

Author:belaoluja
こちらは南東欧戦略環境分析局blog http://crnogorac.blog117.fc2.com/ から萌え要素を抜いたものになります。

文責は同じ @crnaoluja (twitter) です。

最新記事
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。